『阿波のソコヂカラ!』

f:id:Rei-wa:20230901101752j:image

日本最大の盆踊りの「阿波踊り」が今年は、4年ぶりに完全復活しました。

本場徳島の阿波踊り・東京高円寺の阿波踊り・埼玉南越谷の阿波踊り

この有名な3ヶ所の阿波踊りが、お盆から8月の末にかけてとても盛大に行われました。

私は東京の下町で育っており、子供の頃は、浅草の三社祭りや寅さんで有名な江戸川の柴又花火大会を家族で観に行ってました。

祭りは大好きで血が騒ぎます!

東京の祭りといえば、神輿を屈強な男達が担いで練り歩く物が多く、女や子供は見物する感じでした。(最近は、女性も神輿を担いでいるかもしれないが…)

結婚後に移住した埼玉西部の飯能や川越や秩父の夜祭りなどは、立派な山車(だし)を何人もの屈強な男達が引いて、山車の上で笛や太鼓を演奏し、何基も街中を練り歩き、メインストリートに山車が結集して、それはそれは迫力満点で、カッコ良く、大興奮でしたが、やはり女や子供は見物する側でした。

11年前に仕事で通っていた徳島県で初めて見た「阿波踊り」は、日本最大の盆踊りなので、老若男女問わず、誰もが街中で踊っており、徳島県民のパワーが炸裂する祭りで、私の様なよそ者や観光客も「にわか連」で踊りの輪に入ってゆけて、踊りたい人は全員参加出来る祭りで、人間のエネルギーを感じ、魂が共鳴するのですよねー!街中あちこちで踊りまくっていて4日間盛り上がります♪

そんな徳島の阿波踊りが大好きです!!

f:id:Rei-wa:20230901102343j:image

男踊りの迫力や大太鼓のパワー溢れる鼓動は動画で撮ったけど、やっぱり生で観ないとあの素晴らしさは伝わらないですね。

年配の男性が貫禄の男踊りを披露したり、年配の女性達の三味線も素敵です!笛や太鼓も男女問わず、若い人も年配の人も外国人も演奏し、小さなお子さん達も踊りを披露し、徳島美人たちの優雅な女踊りも美しくてうっとりです。指先から足先まで優雅に踊っているけど、手は高く上げっぱなしで、足はずっとつま先立ちで腰をひねりながら前に進む。これやってみるとかなりの全身運動なのです。ニッコリ笑いながら、全身運動を優雅に見せる彼女達はすごい!日々の練習の賜物ですね(^_^)

見物客も混ざって踊ったり、日本中の各県から阿波踊りの連が参加しており、私が観た一部だけでも、宮城の仙台の方々・埼玉の南越谷連・大阪のなにわ連・和歌山の紀州連・兵庫の淡路島連・香川の小豆島連・沖縄の琉球の方々など他県にも踊り文化が根付いているのが面白かった。東京の高円寺の阿波踊りも100万人の観客を集め、盛り上がってますしね!あと各県の大学の阿波踊り連もたくさん参加しておりました。

今年はコロナの後の完全復活もあって、阿波踊りを観に来る外国人観光客も増え、踊り手や笛や太鼓や三味線など楽器の演奏にも外国人が増えていました。世界各国の外国人達の連「あらそわ連」といって「世界中、戦争しないで仲良く阿波踊りしよう!」というメッセージで踊っていました。

踊りと音楽は世界を繋げますね!

有料演舞場の最後を飾る1000人の総踊りは大迫力です!

今年私は初日と2日目を観て来ましたが、後半は台風がお隣りの和歌山から上陸したので、3日目は雨の中でも開催した様ですが、最終日は、交通手段も止まっており、観客や踊り手の安全を考えて「中止」になりました。残念ですが、また来年楽しみにしたいと思います。ぜひ、皆さんも徳島に来て、エネルギーを全身で感じてみてください*\(^o^)/*

さて、阿波踊りで盛り上がった夏も終わり、季節は秋になりますが(と言っても9月も猛暑は続くと思う…)、昨年の10月の終わりに、コロナ以降、完全復活した「麻フェス」が、今年は、久しぶりに徳島県に帰って来ます!

f:id:Rei-wa:20230905224612j:image

『第10回 日本麻フェスティバルin吉野川

10月28日(土)・29日(日)に徳島県吉野川市山川町にて、日本麻振興会(大森由久会長)主催の日本麻フェスティバルが開催されます!麻フェスは、毎年日本各地から多くの方にご来場いただき、楽しんでいただける2日間になっており、徳島県での開催は10年ぶり2回目となります。ちなみに第1回は大森さんの地元の栃木県鹿沼市で始まり、 第2回の10年前は、徳島県吉野川市鴨島で行われ、私は立ち上げたばかりの「あわたま」で麻フェス初参加しました。その後は兵庫県伊丹市などでも開催され、第10回の開催になる今回は、阿波忌部の地・徳島県吉野川市山川町で開催されます。

ここは、古代より「麻植(おえ)郡」という地名で、この阿波麻植の地で、阿波忌部が古来より麻を植え、繊維をとり、麻糸に紡ぎ、麻布を織って来たとても重要な場所で、天皇即位の大嘗祭に必要な『麁服(あらたえ)』を織って、麻植の忌部山にある忌部神社から東京の皇居の新天皇の元までお届けする事業を担って来ました。この日本にとって、とても重要なこの地の歴史や平成・令和の麁服事業の展示など、関心のある方はぜひ、この機会に阿波麻植の地に足を運んでください(^_^)

f:id:Rei-wa:20230901101951j:image

メイン会場は「吉野川市アメニティセンター」(徳島県吉野川市山川町翁喜台95番地1 TEL0883-42-6611  JR阿波山川駅より徒歩5分)とその隣りの「山川地域総合センター」で、その他「阿波和紙伝統産業会館」や「旧川田小学校」や「いんべアートスペース」でモノづくり体験や国際的なアート作品展なども楽しむ事が出来ます。

アメニティセンターホールの催し物は、

28日(土)10時〜日本麻振興会の大森代表と

阿波忌部麁服保存会の木村代表の講演会

29日(日)10時〜伝統芸能の祭典で阿波踊りその他の踊りや太鼓など伝統芸能も楽しめます!

その他各スペースでの展示は、チラシ裏面

(写真)をご参照ください。

f:id:Rei-wa:20230905224639j:image

麻に関する伝統文化と生活文化の展示・実演・販売や日本各地の精麻作家の作品の展示販売や「徳島の麻や藍の手仕事」と題して、徳島を代表する草木染め織物作家の故・アキヤマセイコ先生の遺作展や徳島の若手藍染め作家・永原レキさんなどの麻や阿波藍染めの服なども展示販売され、レキさんと東京オリンピックのエンブレムデザイナーの野老朝雄さんと阿波和紙会館の中島茂之さんのコラボ作品も展示されます(^_^)

徳島の方と忌部神社で結婚式された元横綱白鵬関の『精麻の横綱』(大森さんの育てた精麻が使われています)も展示されます。

あわたまは「阿波麻植スタイルの衣食住」として、アメニティセンター1階ロビーで、徳島の物品と一緒に展示販売いたします。麻の実ナッツや食用オイルを使った製品や、阿波麻植の土で焼いた麻文様の入った陶器も並びますよ!

f:id:Rei-wa:20230901102127j:image

当日、アメニティセンター横の駐車場では、徳島で人気のキッチンカーや屋台が集合して、麻の実ナッツを使ったオリジナルの美味しい料理やオーガニックコーヒーやこだわりスイーツも味わえます。

f:id:Rei-wa:20230901102132j:image

f:id:Rei-wa:20230901102143j:image

会場は、阿波山川駅から徒歩5分の所なので、徳島の各駅の宿泊先から列車でご来場できます!

当日は、各会場や忌部神社を移動するマイクロバスも走っております。

駐車場は会場周辺のあちこちに用意しておりますが、停めらる台数が限られているので、徳島の地元の方はなるべくお誘い合わせの上「相乗り」してご来場いただければ、ありがたいです。

今、阿波忌部の麁服保存会の皆さんと毎週集まって、着々と準備を進めております。

盛り上がった阿波踊りに続いて、10月の麻フェスティバルで阿波のソコヂカラをお見せします!

西日本の方は日帰りも可能なので、ぜひ遊びに来てください!東日本の方もこの機会にぜひ日本のパワースポット四国まで足を運んでみてください*\(^o^)/*

阿波の重要性を詳しく学びたい方のための個人ツアー「あわたまめぐり」もやっています。参加希望される方に合わせたコースやお話しをさせていただいてますので、これまで参加された方々から「参加して良かった!」と喜んでいただいています。他では聞けない事など、お伝えしておりますので、徳島県内の方々にも満足していただいております。

麻フェスの前の予習として、ご都合の良い日を指定してお申し込みください。

「個人セッション」も随時受け付けております。詳しくはお問い合わせいただければと思います!