『食料危機はもう始まっている』

この5月、日本国民がゴールデンウィークで、はしゃいでいる間も、日本周辺では、近隣諸国の物々しい動きがあり、とても嫌な感じでした。

空母を含む中国艦隊が石垣島の南約150キロの太平洋上を航行して、艦載戦闘機とヘリコプターの発着艦を6日連続で行ったり、沖縄本島宮古島の間を中国艦隊が通過して、中国軍が沖縄や台湾を念頭に活動を活発化させている。

さらに先日の中国・ロシア海軍の日本近海での合同訓練に続き、中国空軍とロシア空軍の爆撃機が、日本周辺の上空で共同飛行訓練を行い、その翌日には、北朝鮮弾道ミサイルを3発発射して、核実験の兆候も見られる…。

中国軍はさらに台湾領域でも実践的訓練を実施した。

それらに対抗して、日本海上空で日米の戦闘機8機が合同訓練を行い、中国やロシア、北朝鮮の軍事行動をけん制した。

バイデン米大統領の日韓訪問に合わせて、軍事挑発を見せる北朝鮮が、アメリカと韓国が行った軍事訓練に対して韓国の新政権を批判した。

台湾も中国による台湾侵攻を想定し、軍事訓練体制を強化するなど戦力向上に力を入れている。一昨日は、台湾海軍が実弾訓練を開始した。

次に戦争が起こるとしたら、この地域だと言われているだけに、本当に嫌な感じである…。

陰陽のバランスが崩れると世界のバランスが崩れる。戦争・自然災害・食糧難と次々に起こってくる。

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今年に入って、トンガやパプアニューギニアで火山の大噴火があり、昨日もロシアのカムチャツカ半島で大規模な噴火があった。

火山噴火によって大気中に放出される火山灰や微粒子が風にのって広い範囲に拡散され、温室効果と冷却効果が起こります。

過去にも巨大噴火によって、さまざまな気候変動が記録され、農作物にダメージを与えたりした。実際、あわたまでも今年は野菜の育ちが悪く、玉ねぎ・にんにく・そら豆など収穫量もかなり減っており、5月は新鮮便をやる事も出来なかった…。あわたまだけでなく、他の農家も今年は収穫量が半減しているという。スーパーで売っている無農薬ではない玉ねぎが1個200円〜300円もしているという。

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火山の噴火により大気中の火山灰や太陽の異変による日照不足で軽めの氷河期的状況が今後起こるなど様々な異常気象によって、日本だけでなく、世界中で農作物の収穫量が減っており、加えてロシア・ウクライナの戦争によって、食糧の輸出が滞り、すでに食糧危機が始まっている。日本は食料品も輸入品が多く、国内で消費された食料のうち、国産の占める割合である「食料自給率」は、先進国で最も低い。

世界が食糧不足になり、各国が自国を守るために輸出をストップし始めたら、自給率が低く、輸入に頼っている日本は、ひとたまりもない。あっという間に食糧飢饉になるでしょう。(今、ウクライナからの輸入がストップしたアフリカ諸国がその状態になっています。)

さらにもし原油の輸入もストップしたら、燃料によって動いている工場の機械・重機や輸送の船・飛行機・車やトラクターなどの農業機器もすべて動かせず経済が止まる。

農業機器が動かせなくなると農家が生産できなくなり、ただでさえ国内自給率の低い日本は、たちまち食糧難になるでしょう。震災の時みたいにスーパーから食べ物が消えてしまう。

とりあえず、今後の食糧難を見越して「自分で食べる物は少しずつでも自分で作る」事かとも思います。個人自給率を上げ、保存食づくりにも取り組む事が早急に必要とされる。

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写真はあわたまで取り組んでいる食と農です。上左からあわたま山の山菜・養蜂(日本ミツバチのハチミツ)・薬草のお茶作り・無農薬の季節の野菜・自家製の稲わらで作る納豆・くぬぎを切り出して菌を埋め込んで育てたしいたけとなめこ・除草剤を入れず手作業で安全な米作り・収穫した果実の酵素や保存食作りなどなど。

あわたま山の地主の80才の後藤田喜一さんが先生になって、あわたまに協力してくれているので、ここまでやっていますが、東京で生まれ育った私でも、耕運機などの農業機器を一切使わず、昔の道具と自分の手と足だけで、初めてやった米づくり(次の写真)でもしっかり育ったのだから、まずは行動を起こす事ですよ。

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以前にもブログで書きましたが、夫の母は、庭や畑がなくても、ベランダや屋根の上で、とても上手に野菜を育てます。畑があるに越した事はありませんが、すぐに借りれなくても、プランターや植木鉢で種や苗も友達と交換したり分け合ったりシェアして、多くの種類の野菜を少しずつでも育ててみてください。野菜や果実をたくさん収穫出来たら、天日に干した「干し野菜(果実)」やビンに漬け込み「酵素や塩漬け」などの保存食を作る事をオススメします。いざという時にサッと使えて便利ですよ!

下の写真はあわたまで育てている無農薬野菜や果実の干し野菜・ドライフルーツと酵素・果実酒などのビン詰めです。保存食として重宝します。

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東日本大震災の時、私は関東の友人達に呼びかけ、体育館ほどの空間がいっぱいになるほどの物資を集め、東北まで車で届けたり、関東に避難して来た人達に配った。

その時に物資の中で一番喜ばれたのが、無農薬の野菜だった。避難所生活が長くなると、配給される食材は、おにぎりやパンやインスタント食品で、野菜などはほとんどなく、皆さんビタミン不足になっており、身体が欲していたのだった。野菜を天日干しすると、保存がきく上に栄養価が増し、もともと野菜に含まれるビタミンD・ビタミンB群といったビタミンと、カルシウム・鉄分・ナイアシンといったミネラルが増えます。ビタミンDは、精神安定につながる栄養素であり、カルシウムの吸収を高める効果もあります。

なにより甘みが増して美味しい!

味噌汁やスープの具としてパッと入れて、一煮立ちしてすぐ食べられるのもお手軽です。日頃から余った野菜は干し野菜にして、乾燥剤を入れて保存しておきましょう。

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それから、緑茶は必ず常備しておく事をおすすめします。もし、野菜もなかなか手に入らない事態になった場合、緑茶にはビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素を多く含んでいるので、足りない栄養素を補う事もできます。ただし、日本で一般に市販されている緑茶は、農薬が高濃度に使われており、その数値の高さで海外に輸出できないほどです。身体に良いはずの緑茶が、農薬を煎じて飲んでいる様な事になっているのが日本の現状です。あわたまで販売している地元の阿波茶園のお茶(上の写真)は、農薬・除草剤・化学肥料・塩素(水道水)も全く使っていない、大自然の山の頂上の天然水で無農薬で育てたとても貴重なお茶です。興味がある方は茶葉の収穫から緑茶が出来るまでを10分間の映像に編集してみましたので、ぜひご覧ください!

https://www.facebook.com/100015161135963/posts/pfbid0AZCHRY58vvkx6Tu5GR93epePfd2WWJyB4UPLu4thzp7vx3KHVRPoY3T8q7fhUaril/?d=n

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もし、災害や食料危機で野菜も緑茶も手に入らない場合は、身の回りに生えている「野草」をオススメします。いわゆる雑草と呼ばれてしまって、厄介者扱いされている野草(薬草)には、栄養価や薬効がある物も多く、美味しく食べられたり、乾燥させてお茶にする事ができます。日本のハーブ(薬草)ですね。

あわたまでは、30種類ほどの薬草を扱って、上の写真の様に薬草茶や加工品を作っています。

コロナ感染の後遺症やワクチンの副反応で苦しんでいる方々にオススメしているのが、あわたま山で育った「赤松の生葉」を使った松葉ジュースや乾燥松葉と無農薬緑茶を粉茶にした「松葉緑茶」や松葉とあわたまの無農薬の柑橘(甘夏・はっさく・小夏・文旦・すだち・レモン)の「松葉と柑橘の爽やかジャム」など、松葉製品です。

日月神示には「松食せよ(まつおせよ)、松食せばわからん病治るのぢゃぞ」と書かれています。赤松の葉には、抗ウイルス成分や血管を強化・血栓症など血管系の病気の予防・血液の浄化、物忘れ・老化防止などがあり、日本脳炎エイズの治療などに松の成分が使われています。メッセンジャーRNAのワクチンを打つと、遺伝子に影響が出る可能性がありますが、松に含まれる成分が遺伝子への害を阻害してくれる可能性があります。

野草(薬草)や松葉などを採取する時に気をつけてほしいのが、その土地に除草剤や農薬が撒かれていないか、安全を確認してから、採取する事です。それから、よく似た毒草(松葉も食べられない種類がある)もあったりするので、よく調べてから採取する事。野草の美味しい食べ方や薬効は、ネットや本で調べると詳しく載っています。(写真付きのものを見る事)

今後を先読みすると今回の様な感染症地震・水害・台風被害・火山噴火など様々な天変地異が次々に起こり、食糧危機も起こってくる。

そうなるとお金はもしかしたら、ただの紙切れになる時代が来るかもしれません…。

追い詰められ、行き詰まった時に、ずっと人に頼ってはいられないので、自分で生きる力「自力」を身につける必要がある。

「今、自分に出来る事は何か?」を考え、自分さえよければいいではなく、出来る事から行動を起こし、そこから得た経験や良い情報は皆でシェアして共有して、知恵を出しあって、これから起こるであろう危機を乗り越えなければならない。

奪い合い、争い合っている場合ではない事に、気づけるかどうかで「大峠」を乗り越えられるかが決まってくる。

自らの意識が変わった時、初めて次の一歩が踏み出せる。出来る事から行動を起こしましょう(^_^)

【個人セッション・あわたま自然回帰塾】

私は、個人セッション(カウンセリング)も仕事としてやっています。ご相談内容は、体調や病気の事・薬草の知恵・仕事の悩み・地方移住・人間関係・家族との関係・いじめや虐待・霊的な話・先祖供養など様々です。

メールにてご相談を受けて、数日間やりとりをして、最後に御神託を降ろし、お伝えします。私に何か聞きたい事や話したい事がある方やご相談がある方もぜひ個人セッションでやりとりしましょう!基本、日中はあわたまの仕事があるので、個人セッションは、夜にメールのやり取りで、対応していますので、遠方の方でも大丈夫です。

それから、不登校やひきこもりの子供のための「あわたま自然回帰塾」も参加者を募集します。自然の中で、不登校の子供達にあわたまの活動である、野菜の種まきや収穫や干し野菜作り、薬草の収穫や薬草茶作り、草木染めや陶芸のものづくり、木の剪定や草刈り、剪定した木でマキ作り、マキを焚いて収穫した野菜や薬草での料理づくりなど、あわたまの日頃の活動を体験していただき、そこから生きる力を学ぶ。関心のある方は「個人セッション」「あわたま自然回帰塾」それぞれ、お問合せのご連絡お待ちしております(^_^)