『武蔵の国から阿波の国へ』

新年あけましておめでとうございます!

本年もRei-waのブログをどうぞよろしくお願いします。

2019年の11月末に「もう本当の事を皆に伝えてよい。厳しい事も皆に伝えなさい。皆が目を覚まして腹をくくる時が来た…。」と御神託を受け取ったので、ブログを開設して伝え始めた。

(その直後、中国からコロナ騒ぎが始まった…)

神官の血筋からか、巫女体質で子供の頃から様々な特殊体験をし、御神託で降りてきた事を検証するため、自分の足を使って現地に行き、五感をフルに使い、第六感を研ぎ澄まして探究を50年かけてしてきた。キャッチした事を少しずつブログに記録し、伝えていますが、書く事は山ほどあるけど、ネットでどこまで伝えていいものか、迷いながら、月に1.2回更新するペースなので、Facebookなどでご縁があった方々にお知らせして、読んで頂けたらいいかなと言う感じでやってます(^_^)

これまでのブログは長い文章だけで、読むのがしんどかったと思うので、今年は途中に挿し絵ならぬ挿し写真を入れてゆこうと思います。

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今年のお正月は、精麻とマコモの注連縄に自然栽培のイセヒカリ南天のお飾りです。

これは、12月に埼玉の友人がお隣り淡路島にお仕事の見学で来られ、阿波にも足を伸ばして訪ねて来られた時に様々なお土産と一緒にいただいた物です。

彼女は、日本一の生産量を誇る栃木の麻農家の大森由久さんの元で麻の栽培を学び、表皮の繊維を精麻にし、茎のおがらで麻炭を作り、麻の手仕事を学んだ人で、日本の麻の発祥の地であるこの阿波麻植(徳島県吉野川市)に、今改めて麻の仕事で生きてゆく覚悟を誓いに来たのである。

突然来られたので、私もあわたまの無農薬野菜やお茶など様々な製品の発送作業と物産館や地域の大掃除などでバタバタしていたのですが、彼女の本気の決意を感じ、麻植の神から「力を貸してあげなさい」と言われいるとも感じ、仕事の合間を見て、古代阿波忌部が祈りを捧げていた巨石と忌部七摂社をご案内しました。

(コロナでお休みしていますが、通常は有料の忌部ツアーとしてご案内しています。)

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彼女は40代(写真右)ですが、旅を同行された方々は、70代(写真左)と80代(次の写真)の女性達だったので、道なき山の中を歩くのは、厳しいと思ったのですが「どうしても行きたい!」と言われ、足を滑らせたら危険な山中を歩いて、なんとかたどり着く事が出来ました。

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この写真のお二人は、最強80代コンビ。左の女性は81歳で、右は今年80歳のあわたま山の後藤田さんです。全く息切れする事なく、足場の悪い山をひょいひょい「天狗か!?はたまた猿田彦か!?」という勢いで、ついて行くのがやっとでした(^_^;)

本当に足腰もお元気であやかりたいです。

よくいろんな方から聞かれるのだが、その埼玉の友人からも「玲さんが徳島に移住されたきっかけは?」と聞かれた。これは自分の意志と言うよりは、私は何かの大きな力によって動かされてる将棋の駒のひとつに過ぎないので、御神託があれば、腹をくくって素直に従うのである。

そもそも東京から同じ武蔵の国・埼玉に移住したのも自分の意志ではなかった。夫と出会った北海道の知床に移住して家具工房をする予定だったが、御神託で埼玉の山奥に行く様に導かれた。数年間のつもりの埼玉移住が、転機が訪れるたびに、もう埼玉を離れようとすると「お前はまだここでやる事がある」と御神託が降りてきて、次にやらなければならない事が向こうからやってくる。そんなことが3回繰り返され、20年が経った頃には、埼玉(幸魂)がなぜ重要なのか、ほぼわかってしまった。

(その事は、今後のブログで少しずつお伝えしてゆきます。)

埼玉に移住した20代後半は、卒業した大学の芸術学部美術学科研究室に勤めており、建築設計・空間デザインや家具やインテリア品の製作などを教えたり、授業のアシスタントをしていた。

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その後、30代は、物作りをする作家達の作品発表の場として、オリジナル手作り作品の販売の店「くらしの陽だまり」をしつつ、私の本業である空間や家具のデザインや家の施工を地元の西川材という木材を使ってやっていたのですが、ハウスメーカーが建てた家の建材による化学物質アレルギーやシックハウスで苦しんでる人がとても多く、なんとかしてあげたいと思い、対策を研究して、薬草の発酵液「万生」で化学物質を無毒化して、日本人の昔ながらの暮らしに馴染みのある自然素材(木・土・石・和紙・草・布)を使って、安全に暮らせるように自然リフォームをしていました。

しかし、化学物質過敏症やアレルギーを発症すると、空間を自然素材で直しただけでは、身体は完全には元に戻らず、やはり衣・食・住の全体を見直す必要がある事に気づき、その後、店内を自分でトントン改装して(写真)、薬草オーガニックカフェとして安全な食にも力を入れ、そこで草木染めの自然素材の手作りの服も販売し、衣・食・住トータルで暮らしを見直す店として展開しました。

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その当時「日本人に古くから最も馴染みの深い素材は何だろう?」と思った矢先、引き寄せの法則で、カフェの常連さんが「この本読んだ事ある?」と持ってきたその本には、縄文の時代から日本人に最も馴染みが深く、衣食住に使われてきた植物は『おお麻』であり、産業資源としての無限の可能性、世界各地の古代文化とのかかわりなどが詳しく書かれており、古代日本のおお麻の原点は、阿波国(徳島)の麻植郡(吉野川市美馬市)で、阿波忌部がその地でおお麻を植えて、神事や天皇の祭事に使ったり、おお麻の繊維から布を織り麻布を作り、紙を漉き麻和紙を作った事が始まりであったなど詳しく書かれており、阿波の重要な山や神社や遺跡などがたくさん紹介されていた。

それから、空間作りに麻素材を取り入れる様になり、麻の床材や麻の壁紙を壁や天井に貼ったり、土壁や塗り壁の割れ防止の繋ぎ材として麻すさを入れたり、麻の断熱材を試してみたり…いろいろ研究をしつつ、徳島の地図を買ってきて、重要な場所をチェックして、麻や忌部や阿波麻植の歴史を調べていた所、私を大学の研究室のアシスタントとして呼んでくれた恩師であり、日本を代表する木造伝統工法建築の研究者である深谷基弘教授から「君がそこで一緒にやっている森林組合や伝統工法の棟梁の所にお客さんを何人か連れてゆくから。」と突然ご連絡があり、2008年の冬に3人の方々を埼玉の私の拠点の地域に連れて来た。

「どちらから来られたのですか?」と聞くと「徳島県の阿波麻植森林組合です。」と言うではないですか!でたー!!引き寄せの法則

「阿波麻植森林組合って徳島県吉野川市忌部神社のある所ですか?」と聞くと「はい!忌部神社は近くですよ。よくご存知ですね。」と言われ「遂に繋がった!」と思い、興奮しつつ、「今、私は麻や忌部や阿波麻植の歴史を研究していたのです!」とかばんにいつも入れている本や資料を見せると「これは、私達の地域ですね。私達は徳島県吉野川東部農林水産局と阿波麻植森林組合吉野川市里山工房美郷ですから。」との事。そのやり取りを聞いていた深谷教授が「本当かよ!凄いな。プロジェクトに参加するか?」と言ってきた。

「プロジェクト?」

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それは、徳島県阿波麻植地域の木材の需要拡大に向け、大学とコラボして、デザインの力を取り入れ、徳島杉を使ったインテリア・家具・屋外空間具などを開発し、商品化するプロジェクトだった。

「なぜ数ある大学から、うちの大学を選んだのですか?」と徳島の方々に聞くと、

深谷教授は、法隆寺の西岡棟梁を始め、日本を代表する10名の宮大工の棟梁の技術を後世に残すために、継手の技術を手描き図面に起こし、40年かけて宮大工全集を作られたというすばらしい実績のある方なので、ぜひ深谷教授の大学と一緒にやりたいと思いました。」との事でした。

私もそんな深谷先生を本当に尊敬しており、実際の家づくりの現場を経験するために大学勤務を辞め、埼玉の西川材の森林組合や伝統工法の棟梁と関わり、深谷先生にご紹介して、大学の学生達と埼玉の森林組合・大工の棟梁との様々なプロジェクト等をやってきたので、今度は、徳島の阿波麻植森林組合とのプロジェクトが2009年から始まることを知り、関わらせていただくことになったが、その時、自分の仕事の予定が詰まっていたので、それをこなしているうちに、東日本大震災があってプロジェクトも中断し、私も東北の被災地に物資を届けたり、東北から関東に避難してきた方々のお世話をしたりと、バタバタして、結局、いろいろ落ち着いて徳島に毎月通う様になったのは、震災の翌年の2012年からで、徳島の方々が埼玉に来られてから、実に4年も経ってしまった。

やっと準備が整い、いざ!阿波麻植の地へ出陣!

阿波国編は次回へ続く。

【個人セッションを受けてみませんか?】

私は、個人セッション(カウンセリング)も仕事としてやっています。

これまでのご相談は、体調や病気のご相談・薬草の知恵、仕事の悩み、人間関係・家族との関係、いじめや虐待、霊的な話・先祖供養などいろいろです。

ご相談を受けて、数日間やりとりをして、最後に御神託を降ろし、お伝えします。

私に何か聞きたい事や話したい事がある方やご相談がある方もぜひ個人セッションでやりとりしましょう。女性が多いので、男性もぜひご相談ください!

基本、日中はあわたまの仕事があるので、個人セッションは、夜にメールのやり取りで、対応していますので、遠方の方でも大丈夫です。

ご希望の方は「個人セッション希望」とご連絡お待ちしております(^_^)