『それぞれの秋』

実りの秋!徳島で今が旬のすだちや鳴門金時や栗・いちじく・秋ミョウガ・秋ナスや薬草のエビス草の種のケツメイシマコモなどなど、秋が旬のあわたまの無農薬の野菜や果実や薬草の収穫に毎日忙しく、新鮮なうちに皆さんに発送しようと、梱包・発送作業に追われて慌ただしい日々を過ごしていました。

(あわたまの安全な野菜や果実や薬草などに興味がある方はぜひチェックしてみて下さい!)

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私が秋の収穫・発送にバタバタしている間に世の中では、いろいろ起きていましたね…。

気がついたら、総理大臣が代わっていた。

自民党総裁選がありましたが、解散総選挙をひかえて、自民党員の皆さんは、自分の身の保身が一番大切な様で「国や国民にとって必要なリーダー」を選ぶというよりも「勝ち馬に乗る」事が重要な様に見受けられた。

以前のブログ『政治家の劣化』でも書いたが、

安倍・麻生・岸田・河野・小泉その他多くの政治家は、祖父や父など代々政治家の家系に生まれ育つことから、親の知名度や人脈、支持基盤、財力をうまく活かして、若くして政界入りし、政治家として名を馳せる事ができるいわば「世襲政治家」である。

しかし政治は「家業」ではない。

近年の政治家の劣化は、この世襲の「お坊っちゃま政治家達」に原因があると感じる。

お坊っちゃま政治家達は、お金の苦労など経験した事がないので、コロナ禍で経済的に追いつめられ、倒産したり、自殺したり、明日の生活に苦しんでいる一般庶民の気持ちをわかるはずもない…。

第100代内閣総理大臣岸田文雄氏…結局お坊ちゃま世襲政治家におさまった。

前総理の菅氏は、秋田の農家の長男として育ち、若かりし頃「日本を良くしたい」と政治家を志した、たたき上げだが、結局のところ、安倍・麻生などお坊ちゃま世襲政治家の言いなりだった…。

残念ながら、今の自民党は権力を持つ世襲政治家が牛耳っているので、公文書の破棄・改ざん・黒塗り・統計不正・国会での虚偽答弁・不正な金の流用などなど、やりたい放題で、その後、野党や国民の追求にも応じず「やり逃げ」状態。岸田総理にその事を追求してもスルー。「聞く力」とか言ってるけど、都合の悪い事は聞こえない耳なのね。結局誰が総裁をやっても今の自民党は変わらない様ですね…。

お気づきの通り、私は自民党支持ではないのだが、気がついたら、ある時から自民党総裁で元総理大臣の親戚になっていた…。

20代の時、国内外を放浪していたストリートミュージシャンと知り合い、いろいろな流れで結婚したのだが、その夫のじいちゃんは第68・69代内閣総理大臣大平正芳氏の兄だった。そんな事は全く知らずに結婚し、夫の実家で家族でテレビを見ていて、原子力発電所から出る核廃棄物の処理の問題のニュースを見て「自民党がこんなものを日本全国に作るから…」と呟いてしまい、家族に変な空気が流れた。「あれ?この家は自民党派?」と思っていると姑が「私は旧姓『大平』で大平正芳総理は叔父なの。」と言い、元総理大臣とがっつり親戚で自民党派である事を知ってあせった…。しかも姑は、大好きな叔父が自民党の総裁になり、日本の総理大臣になった事をとても誇りに思っており、それ以来、私は家族間での自民党批判は封印した。

夫が亡くなってから20年が経つが、その姑とは、昨日も電話で話したが、自民党の話題には触れずに今も仲良くしています(^_^)

今、暮らしている徳島の山間部の小さな集落は、自民党官房長官や副総理などを歴任した後藤田正晴氏の生まれ育った集落で、すぐ近所に生家や後藤田一族のお墓がたくさん並んでおり、甥で自民党後藤田正純氏や妻で女優の水野真紀さんが毎年、お盆にお墓参りに来られ、近所も後藤田氏の親戚がたくさん住んでおり、私も畑を借りたりしてお世話になっているので、声高に自民党批判はしづらい環境で暮らしている。 

後藤田正晴氏は、警察庁長官の時に「よど号ハイジャック事件」「三島由紀夫防衛省自決事件」「成田闘争」「あさま山荘事件」などの歴史的事件の指揮を取り、対応した事もあり、田中角栄総理が見込んで政界に引き入れた人物で「カミソリ後藤田」の異名を持ち、世襲のお坊っちゃま政治家達にも、ハッキリと苦言を呈する人で、総理大臣にも顔色を伺い忖度する様な事はなかった。安倍晋三氏にも「憲法を変えてまでそんなに戦争したいのか!」とハッキリと苦言を呈した。そういう人が今の自民党には残念ながらいない。

「総理大臣になってほしい!」多くの人から懇願されていたが「私は総理の器にあらず。」と言って断っていた。本物ほど謙虚で、そうでない人間ほどやたら権力者になりたがる。

政治アナリストの伊藤惇夫氏が著書の『消えた「風圧」~絶滅危惧政治家図鑑~』で「田中角栄中曽根康弘後藤田正晴大平正芳…彼らがいたから永田町は面白かった。」と言っており、現代の「世襲政治家」のお坊っちゃまだらけの政治家の劣化に対して、たたき上げの政治家を「絶滅危惧政治家」として紹介している。

大平正芳氏は、後藤田正晴氏の人間性を「本物だ」と高く評価しており、後藤田氏も大平氏の器の大きさを尊敬して、大平氏を総理大臣に後押しした。

国民はリーダーの質が、自分達の生活に大きく関わる事をこのコロナ対策で痛みを持って体感したはずである。選挙でどの政党の誰を選ぶのかで、国の未来も自分達の暮らしも変わってくる。権力を持った世襲政治家や見た目やルックスなど表面的な事で選んだり「野党は期待できないから自民党でいいや」などと言うノリで、選ぶと後で、痛い思いをするのは国民であるので、真剣にこの先の事をよく考えて、どの政党の誰を選ぶか決めてほしいと思います。

日本の政治に「実りの秋」は来るのだろうか…。

さて、以前からお付き合いさせて頂いているとても重要な方々から、ここ数ヶ月、ご連絡頂いている。

一人は、阿波忌部の代表で令和天皇即位の大嘗祭の麁服調進の中心人物・阿波スピンドル社長の木村雅彦さん。

古代より阿波麻植(徳島県吉野川市美馬市)にて忌部が麻を栽培し、繊維から糸を紡ぎ、代々日本の大麻布を守り続けてきた方である。

話題は、コロナとワクチンや地球環境の問題。

LINEでのやりとりで、木村さん曰く「ワクチンはWHOと医薬品メーカーの全世界的な恐怖の支配…私も情報をかなり流してますが、メディアの洗脳は、怖いです😓」との事で、親交の深い、日本麻振興会代表で栃木県の日本一の麻農家・大森由久さんを毒ワクチンから守りたいと私と見解が一致していた。

「情報を伝えた上で、選ぶのはご本人の意志ですが、この人体実験の様なワクチン集団接種で将来的に遺伝子異常などで苦しんだり、亡くなったりする人が大勢出るような事になったら、一体誰が責任を取るのでしょう?

大森さんには、長生きして、良い麻を作り続けて頂きたいし、継承する若い人達を育てて欲しい!」とお伝えした所、「大森さんや皆さんにも少しずつお話しています。でも、去年に比べると段々打たないと言っている人が増えて来ました。」木村さんは、この先の地球全体の事を先読みして、麻の継承だけでなく、無農薬農業や食料問題などいろいろ考えて活動しており、ワクチンについても「WHOと医薬品メーカーの全世界的な恐怖の支配でとても危険だ」と、昨年の段階から皆に伝え続けていた。大森さんにも、何度か伝えていた様だった。

しかし「奧野さん、大森さんワクチン射ったそうです…。」とご連絡があり、その数日後に、大森さんご本人からお電話があった。

「奧野さん元気?どうしてる?」思ったよりお元気そうだった。聞いた所、副反応はほとんど無かったそうで「いろんな方から、ワクチンの情報は入ってきていたが、自分の立場上、皇室関係者・相撲関係者・神社関係者などの方々とお会いして打ち合わせやお話をする機会が多いので、ワクチンを射ってないとは言えないので、考えた上で射つことにした。」とおっしゃっていました。確かに大森さんは、ご神事に使う神麻を神社に納められたり、大相撲で先日引退された、白鵬関や稀勢の里関の横綱は、大森さんが育てた精麻を使って作っており、力士の方々とお会いする機会も多い。仕事の関係上仕方がなく接種してる方もたくさんいる。

家族間でも考えが分かれている家庭が多い。

私の両親や姉弟は全員ワクチンは射っていないが、姉弟のそれぞれのパートナーは射っている。夫婦間でも考え方が違う。よく話し合った上で、選択するのは本人なので、それは仕方がない。そうやって、不安を抱えつつも、それぞれが信じた選択をしてゆく…。

先日、もう一人とても懐かしい方から、お電話を頂いた。

携帯に見知らぬ番号から電話が入った。

出てみると「奧野さん、お久しぶりです!

三島由紀夫楯の会の副会長の本多です。

緊急事態宣言で外出ができずにいる間、家を片付けていたら、奧野さんのお手紙が出てきて、懐かしくなってご連絡いたしました!」

その方は、作家・三島由紀夫氏が私が生まれた年に結成した民間防衛組織「楯の会」のナンバー2の方だった。

以前のブログ『美しい星』でも書きましたが、三島由紀夫氏といえば、ノーベル文学賞の候補にも上がった世界的な文豪で「ミシマ文学」として、世界にファンが多い作家ですが、そんな三島由紀夫氏が「美しい星」というSF的小説を1冊だけ書いている。この小説の舞台になった埼玉県飯能は、私が20代半ばから40代半ばまで、御神託により導かれ暮らし、霊的なチャンネルがとても合う場所だった。

当時私は、定期的にテーマを決めて歴史ツアーをやっており「三島由紀夫の小説・美しい星の舞台をバスで巡るツアー」を企画して、その参加者の中に、今回電話をくださった楯の会の本多さんがいた。

でも実は、そのもっと以前に出会っていた。

本多さんは地球環境の浄化の活動されており、霊感も強い方で、私は不思議とご縁のある方だった。

「奧野さんは、今はどうされているのですか?」と聞かれ「実は今、徳島県に移住して、法人を立ち上げほそぼそと活動しています。」と言うと

「徳島!それはすごい。神の国ですね。四国自体がそういう場所ですが、特に徳島は、最も重要な場所です。お役目で導かれたのですね!」

と言われ「はい。御神託で導かれました。」と話した所で、本多さんは語り始めた。

「ここ最近、三島先生と楯の会時代に関わってきた人と繋がってお話しする事が多いのです。

美輪さんとも三島先生を通して50年来のお付き合いですが、いろいろとお話ししました…。」

美輪さんとは、美輪明宏さんの事です。本多さんは三島由紀夫氏を通じて、石原裕次郎さんや渡哲也さんと生前にお付き合いがあり、美輪明宏さんとは長年にわたって霊的に繋がっている。

「三島先生も霊感が強かったので、よく霊がとり憑いていたのを美輪さんが指摘していました。」

一度、本多さんの隣りに美輪明宏さんが座り、三島由紀夫氏の後ろに二・二六事件の首謀者の霊がとり憑いている事を指摘し、三島氏がどこか嬉しそうな表情で納得していたことがあったそうだ。

「三島先生の自衛隊市ヶ谷駐屯地での自決事件の日の夜に、三島先生の奥様から落ち着いた声で『あなた宛の遺書があるから取りに来て』とご連絡をいただき『家の周りは報道陣がいっぱいで、楯の会のメンバーだとわかると大変だから親戚だと言って裏口から入ってきなさい』と指示された。私は三島先生の自宅に行き、三島先生から私宛ての遺書を奥様から受け取った…。」

その直筆の遺書は、私も直接見せてもらったことがある。書き出しはまずお詫びから始まっていた。本多さんは当時、結婚を控えており、三島由紀夫氏が仲人を引き受けていた。

『あなたから、めでたい仲人の依頼を受けて快諾しつつ、果たせなかったことをお詫びせねばなりません…』そして楯の会のナンバー1の森田必勝氏を同行させ、共に自決したのに、ナンバー2の本多さんは、連れて行かなかった理由が書かれていた。

『一旦仲人を引き受けた以上、あなたに対すると同様、あなたの許婚者に対しても責任を負うたのであるから、許婚者を裏切ってあなただけを行動させる事は既に不可能になりました…この気持ちをぜひわかってもらいたい…どうか小生の気持ちを汲んで…人生の波を抜手を切って進みながら、あなたが真の理想を忘れずに成長されることを念願します…』

と一部抜粋しましたが、三島由紀夫氏の切実な思いが綴られていた。

「あの遺書を受け取ってしばらくしてから、自衛隊から連絡が来て、三島先生たちが市ヶ谷駐屯地に乗り込んで行った車を引き取りに行ったんですけど、奧野さんその時の車なんだと思います?三島先生の愛車トヨタの『コロナ』だったんです。三島先生は予言の様なメッセージをたくさん残しているんです…そのコロナはその後私がずっと乗らせていただきました。」

奇しくも「三島由紀夫防衛省自決事件」の指揮を取っていたのが、当時、警察庁長官だった後藤田正晴氏で、今私は後藤田氏が生まれ育った集落で生家やお墓のすぐそばに住んでいる。

なんとも不思議な縁である。

今は地球環境の問題に精力的に取り組んでいる本多さんは、「自然の摂理、バランスの崩れによって環境破壊が起こっている現状に加えて、ウィルスが猛威を振るっているが、ウィルスに勝とうとせずに、共生共存すること。ある意味この地球も、一つの生命体とみなすことができ、人間の体が様々な機能のバランスの中でその生命を維持しているのと同じように、地球も動植物や微生物などによって構成されている、とてつもなく巨大な生命体で、それを破壊しているのが人間の業と傲慢なのだ。その報いは結局人間が受けることになるだろう。」と言う。

小説「美しい星」で三島由紀夫氏が伝えたかったことも、そういうことだったのではないかと思う…。

【個人セッションを受けてみませんか?】

私は、個人セッション(カウンセリング)も仕事としてやっています。

これまでのご相談は、体調や病気のご相談・薬草の知恵、この先の仕事の悩み、人間関係・家族との関係、いじめや虐待、霊的な話・先祖供養、隠された歴史の話などいろいろです。

ご相談を受けて、数日間やりとりをして、最後に御神託を降ろし、お伝えします。

私に何か聞きたい事や話したい事がある方やご相談がある方もぜひ個人セッションでやりとりしましょう。女性が多いので、男性もぜひご相談ください!

基本、日中はあわたまの仕事があるので、個人セッションは、夜にメールのやり取りで、対応していますので、遠方の方でも大丈夫です。

ご希望の方は「個人セッション希望」とご連絡お待ちしております(^_^)

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