今年は、皆がコロナに振り回された一年だったが、その裏で不穏な動きがとても気になる。
今年の11月19日に衆議院本会議・12月2日に参議院本会議で「種苗法改正案」が可決されました。
農家が種を自家採種したら懲役10年、罰金1000万円と言われる法案とは、農家は遺伝子操作された種から作られた野菜を生産販売し、肉や卵もエサにゲノム編集された飼料を使い、そんな食材を食べ続けた国民は、2人に1人ガンになり、わけのわからないウィルスに侵され、遺伝子操作されたワクチンを打たれ、5Gの強力な電磁波を浴び続け、血液が巡らず、脳が壊され、そうやって食や健康をコントロールされ遺伝子操作されたクローン人間の様になってしまう…。
今年、ゲノム編集の研究者2人がノーベル化学賞を受賞しましたが、生物そのものを変え、 食料・エネルギー問題を解決する品種改良だとされていますが、海外でゲノム編集の飼料を食べ続けた牛の角が消えたという様な安全性に疑問視する情報もある中、遺伝子組み換え・ゲノム編集・ワクチン・5G、すべて人体実験としか思えない…。
私のブログを読んでくださっている方ならご存知と思いますが、もともと私は空間デザインの仕事をしていましたが、今の世の中、衣・食・住全体が化学物質づけになっており、特に「食」は直接、身体の中に入ってくる物なので、このままでは、血液も細胞もみな汚染され、取り返しがつかなくなると感じ、安全な野菜や毒素を排出する薬草茶や血液を浄化し、健全な細胞をつくる核酸など人間に本来必要な物をあわたまで提供して行こうと思い、今は活動しています。
国はさらにマイナンバーカードで国民の情報のみならず、個人の銀行情報や医療情報なども管理してデジタル管理社会をつくる。
日本国民も政府によって健康や財産も管理され、「秘密保護法」で行政機関が国民に知られたくない情報を「特定秘密」に指定して隠し、それを指摘するネットの書き込みなどを削除し、自由に物が言えない状況にじわじわとなって、デジタルで監視する社会を作り上げてきている。
私はこの一年、ブログで政治に対しては、厳しい事を書かせてもらったが、国民が政治に対して厳しい目を持っていないと、しれっと国会で自分達に都合のよい法案を通し、いつのまにか、国民が管理される社会になり、気がついたら、自由にものを言えない状況になってゆく…。
中国に管理され、自由を奪われてゆく、香港の人々を見ていると、日本の国民も人ごとではない。
香港で「無許可集会扇動罪」などに問われた民主活動家の周庭氏ら3人に禁錮刑が言い渡されたことへの抗議声明が、世界各国で起こっているが、20代前半の彼女の様な勇気ある若き活動家達は、香港だったから現れたが、中国本土からはなかなか現れない。中国で生まれ育った若者達は、中国共産主義に表立って物を申す事ができないので、抗議活動など起こさない。物を言えば、今回の様に捕らえられ、実刑になる事がわかっているからだ。
私も周庭さんと同じ歳頃の時期に、近隣のアジアの国々の国民性の違いにとても関心を持った。
30年以上前、大学に入学して、クラスに韓国と台湾からの留学生がいて、親しくなった事が、きっかけだった。
ある日、韓国からの留学生が体調を崩して学校を休んだ。私は、家で両親と食事中にその事を話した。すると少々お節介な私の母親がいつの間にか、彼女に連絡を取って、彼女を病院に連れて行き、食事を作ったり、看病したり、通っていたらしい。そんな事は知らずに、数日後、彼女が元気になって学校に現れた時に「玲ちゃんのお母さんが、病院に連れて行ってくれて、看病してくれた。韓国の両親にその事を話したら、『それは本当に日本人か?日本人にそんな親切な人間がいるのか?信じられない…。』と言っていた。」と聞き、いろんな意味で驚いた。
娘の日本留学を認める親でさえ、日本に対してそんなに厳しい目で見ているのなら、一般の韓国人は、もっと厳しいのだろうとその時に感じた。「じゃあ他の国々の人々はどうだろう?」と興味が湧いてきて、10代の終わりから20代の半ばまでに、国民性の違いを体験する旅として、アジアは、台湾・香港・中国の中華圏と欧米は、アメリカとイギリスに行ってみた。
当時は、建築デザインを学んでいたので、有名な建築家の事務所で図面のトレースのアルバイトや建築雑誌に載せる建築模型作りの仕事をして、稼いだお金をすべて旅行に注ぎ込み、親には「それぞれの国の建築物を見に行きたい。成人式は出ないので、着物代を旅行代にあてたい!」などと言って、旅行費用を集めた。
10代の終わりにまず台湾に行ってみた。
私と台湾からの留学生の女の子とクラスメイトの男の子2人の4人で2週間かけて、台湾を1周した。留学生の子が、事前に他の科の台湾留学生達にこの旅行のプランを相談していて、私達が2週間スムーズに台湾を1周出来る様に、完璧なプランでおもてなししてくれた。
各地で貴重な建築物を見学し、名所を観光案内してもらい、その地の美味しい物をご馳走になり、宿泊は、各留学生やその親戚の各地の家や別荘やゲストハウスにすべて泊めていただいた。毎日、日替わりでいろんな方がプランを立てて、もてなしてくれた。すごくフレンドリーで明るい国民性だった。
驚いた事に、留学生はもちろんだが、その両親や兄弟や親戚の方々まで、皆が日本語を話せた。年配の方々は、日本が統治していた時期に強制的に学ばされ、覚えたとの事ですが、若い人達は、今のようにインターネットの時代ではなかった時に、これからの先を見据えて、日本との文化的交流を深めるために日本語を学んでおり、台湾語・中国語・英語・日本語を話せた。
それらの事から台湾の人達は、先周りをして、素早く準備し、完璧に実行する印象があった。まさに今回のコロナ対応で、台湾はいち早く情報を収集して、素早い行動を起こし、世界のどこの国よりも完璧にコロナを封じた。今の時点で台湾はコロナ死者7人しか出していない。スピード感ある対応で、国民の命も経済も守っている。
その後、大学卒業後に、まだイギリスの統治下だった香港に行った。LOFTマガジンの取材に同行して、香港で選んだインテリア雑貨を特集して頂いた。そんな、取材旅行だったので、台湾の時の様に、香港の人々や、その暮らしに触れる機会があまりなかったのが残念だったが、若者達は、自由を楽しんでおり、流行に敏感で、イギリス領だけに英語も話せる人が多かった。
その年に九龍城(クーロン城)が解体されるとの事だったので、解体される前にあの要塞の様な建物をどうしても見ておきたかった。
九龍城とは、城ではなく、中国本土から逃げて来た3万人以上の人達が住み付き、増築に増築を重ねた「要塞」の様なスラム街であり、一度入ったら出てこれないという無法地帯であった。
LOFTマガジンの編集部の人達も九龍城の最後の姿を取材したいとなり、現地のガイドさんに案内してもらったが、九龍城入り口の薄暗い通路で、ガイドの男性が震えて「おれは、数年前にこの場所で足を撃たれた。もうこれ以上は、危険だから、車に戻ろう…。」と銃で撃たれた足首の傷を見せられた。確かに異様な雰囲気だったので、それ以上進む事は断念した。
スラム街の暮らしは、想像以上に殺伐としており、香港マフィアの隠れ簑で香港の「闇」を感じた。自由を求めて、中国本土から香港に逃げてくる人達は後を経たず、スラム街は膨れ上がった。無法地帯となった九龍城を香港政府が取り壊す事を決め、住人と立ち退き問題で揉めていた。
香港に逃げてくるほど中国は、実際の所どうなのか…それから数年後に新婚の夫と中国に行ってみた。
中国では、万里の長城・故宮・天安門広場など代表的な建築物を見に行った。まだ、世界遺産がない時代だったので、今ほど混んでなく、じっくり見学出来た。
歴史の古い中国の建造物の中でも万里の長城の起源は紀元前8世紀までさかのぼり、各地で作られた防壁を紀元前3世紀に秦の始皇帝が北方民族の侵入に備えて繋ぎ合わせ、さらに西方に延ばし、全長約6000kmといわれる長大な防壁として築かれた。
実際に万里の長城を歩いて見ると、まさに大地をはう「巨大な龍」で、こんな壮大なものを紀元前の時代に重機もなく、人力だけで造りあげるこの国の人々の底力は、はかり知れないと感じました。
ラストエンペラーでお馴染みの北京の紫禁城は、世界の中心を地上に具現した領域で、北極星の天帝に代って地上を治める皇帝の住む宮殿として、1421年に南京から北京へ都を遷してから、清朝の滅亡まで使われた。「紫宮」とされ、庶民などが自由に入るのを禁止された城で「紫禁城」と呼ばれた。現在は故宮博物院となっており、中国の歴代の皇帝らによって収集された歴史的文化財を保存、展示する、皇帝権力の象徴的な博物館となっているが、戦時中に日本軍が進軍して来たために、博物院の所蔵品を戦火から守るため重要文物を南方へ疎開させ、最終的には、多くの所蔵品を台湾へ移動した。ちなみにその所蔵品を移動させた、台湾の台北にある国立故宮博物院も私は拝観しているので、中華民族の歴史的文化財や美術品の国宝級の物は、ほとんど見ており、その技術力の高さに驚愕した。
紫禁城の正門が「天安門」でその前の石畳の広場が、あの「天安門広場」である。
1989年6月4日に天安門広場に民主化を求めて集結していた民衆のデモ隊に対し、軍隊が武力行使し、多数の死傷者を出したあの「天安門事件」の場所である。政治改革を求める学生を中心に約10万人の人々が天安門広場に集まり、抗議運動を起こし、それに対して中国共産党は人民軍による弾圧をし、デモ隊・兵士双方に多くの犠牲者を出した。
当時、大学生だった私は、テレビで天安門広場に集まった同世代の学生達に装甲車で突っ込んで行く人民軍の映像を見て、ショックを受けたのを覚えている。
天安門広場でその事件の事を思い出しながら、亡くなった人々に手を合わせた。
中国の歴史や建造物の凄さから、人々の底力を感じたが、泊まった外国人観光客が多く利用する国際ホテルの受付カウンター以外で働くスタッフの多くが、英語を話せず、ホテルマンとしてのプロ意識の低さに、台湾や香港とえらい違いだと驚いた。
今、中国と香港そして台湾もこれまでにないほどの緊張感を迎えている。
中国が香港・台湾を制圧する事を目指し、武力統一も辞さない動きが見られる。
前回のブログで「これから起こる大峠」に少し触れましたが、それは天変地異や疫病だけではなく、人間が起こす戦争も含まれており「中国の動き」が鍵となる。
中国が武力攻撃をした場合、おそらく北朝鮮やロシアなども動きを起こし、それに対して、韓国やアメリカも黙っていないでしょう。
そうなれは、確実に日本も巻き込まれてゆく。
コロナも中国がきっかけだが、今後の中国の動きに世界が注視している。最悪な事態に進展しない事を祈ります。
今年は最後まで暗い話題でしたが、この一年長い文章を読んでいただき、ありがとうございました!
そしてこの一年、私の個人セッション(カウンセリング)をお申し込み頂き、勇気を出して悩みや痛みを打ち明け、ご相談された方々が、その後とても前向きに進んでいる様子をFacebookなどで拝見し、私も勇気や活力をもらってます。ご縁に感謝します!来年もよろしくお願いします(^_^)