『不自然な生き方から自然な生き方へ』

前回の「生と死を考える」でも書いた様に、人はある日突然亡くなったりする。いつどうなってもいい様にスッキリと身軽にしておく年かも…今年は、おそらく肺炎騒ぎが長引きそうなので(第2波・第3波と続く)、一度リセットして身辺を見直す年かもと最近考えております。

今回の世界を巻き込んだコロナ騒ぎは、いろいろ噂されている様に、世界を支配しようとしている人間達の策略かもしれない。

恐怖をあおって、人々をマインドコントロールし、解毒剤(ワクチン)を用意して、それを打たないと助からないと人々に思わせ、解毒剤という「毒薬」を体内に入れさせて、人々の身体もコントロールする…。

しかし、例えそれが真実だとしても、彼らすらも将棋の駒のひとつとして、目に見えない大いなる力(私は宇宙の意思と呼んでいます)に動かされている。

何の為に?それは、不自然な生き方をしている人間社会に目を覚まさせるためでしょう。

地球はこれまでに何度も警告を発していた。

異常気象による、水害や干ばつ・自然発火の山火事・竜巻き・巨大ハリケーン(大型台風)、それに地震津波も…。

それでも人間は経済を発展させる事を優先し、

常に世界のどこかで戦争し、大気を汚染し、放射能で土地や海を汚染し…。

地球が悲鳴を上げて、つい先日には、南極で気温20℃を記録した…。永久凍土が溶け始め、もの凄いスピードで氷山が溶け出し、今後、洪水で低い土地が水没してくるでしょう。

また、異常気象の影響か、アフリカで何十億匹も大量発生しているバッタの大群がアフリカの各地域の農作物を食べ尽くしながら移動し、海を越えて中東、さらにインドや中国に迫っている。(もう到達し始めているとも言われている。)これによって食糧不足が懸念され、コロナウィルスに続くもう一つの危機と考えられる。

世界が食糧不足になり、各国が自国を守るために輸出をストップし始めたら、自給率が低く、輸入に頼っている日本は、ひとたまりもない。あっという間に食糧飢饉になるでしょう。(今、バッタの被害にあったアフリカ諸国がその状態になっています。)

さらにもし原油の輸出もストップしたら、燃料によって動いている工場の機械・重機・飛行機・車・トラクターなどの農業器機もすべて動かせず経済が止まる。

今回、コロナウィルスの蔓延で世界のかなりの地域で経済が止まって、大気汚染も一時的に止まり、空気が澄んだ事で、インドでヒマラヤ山脈が見えたり、世界のあちこちで、星がきれいに見えたり、本来なら見えるはずのものが、大気汚染によって見えていなかった事に気づかされた。地球が肺炎になっていたのを今回、新型肺炎という形で我々人類に気付かせようとしたのだと思う。この警告を無視するのか?

私達は、地球の悲鳴や警告をこれ以上無視し続けたら、もっとひどい形で淘汰される。

今、自分に出来る事は何か?をそれぞれ考え、自分さえよければいいではなく、出来る事から行動を起こし、そこから得た経験や良い情報は皆でシェアして共有して、知恵を出しあって、これから起こるであろう危機を乗り越えなければならない。ここまで、壊してしまったのは、私達人類なのだから、やるしかないです。

30年前の1990年に「TBS宇宙プロジェクト」に美術スタッフで私もかかわりましたが、これはソビエトの宇宙船ソユーズで宇宙に特派員を送り、宇宙からリアルタイムの地球を中継するプロジェクトでTBS記者の秋山豊寛さんが日本人初の宇宙飛行士として、宇宙から地球を何周もして中継しました。宇宙から見る日本は、写真の様に深夜でもくっきり列島の形がわかるぐらい電気の明かりで光輝いていました。他の国は、首都など大都市だけは明るかったけど、それ以外は暗かった。アメリカもソビエトも中国もヨーロッパも。日本だけ国の形がわかるぐらい明るかった。原子力発電の電気を使って、深夜まで光る日本は地球で最も不自然な国に感じました。その下の写真は、昨年の秋に日本の各地に大水害をもたらした時の衛星写真です。雲がまるで龍の様に伸びており、日本に大雨をもたらせた。

今、不自然な生き方をして来たつけが、人類に様々な形で返ってきていると感じます。自然な生き方へ出来る事からシフトしてゆきましょう。

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